Nontraumatic Hemopneumothorax Treated by Transcatheter Arterial Embolization

Abstract
当科では年間平均40例の自然気胸・続発性気胸症例を経験しているが,2009年4月から2017年4月の8年で血胸を認めたのは2例のみであった。このうち1例はCTで肺尖部に造影剤の漏出を認め,血管造影検査により責任血管が同定できた。経カテーテル的に動脈血管塞栓術を施行し,止血・症状の改善が得られた。負担が少なく,検討の価値がある治療法と考えられた。